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父と娘 家族の絆

いつもビレッジをご愛読いただきありがとうございます。
8月号は、夏休みを考慮いたしまして、半年前倒しの早めの発行となります。

7/14〜順次発行となりますので、皆様ぜひお楽しみに。

そして、
ビレッジ表紙オーディションへのご参加もいただきまして、ありがとうございます!

今日は、ある表紙モデルになった娘さんとパパとのお話。

ビレッジの幼稚園保育園版表紙オーディションは、いつも(基本的には)PIC水戸本店で開催しております。
パパママとモデルさん、兄弟が応援に来てくれるので、いつも賑わいがあります。
元気よくポーズを取れる子もいれば、カメラを前に固まってしまったり、泣き始めてしまったりする子も。

モデルさんそれぞれに、語れるエピソードがあります。
家族揃って来られることは多いのですが、ほとんどはママと一緒というケース。
パパと一緒に来るという時は大抵「ママが仕事だったので」という理由によるものが8割。
言い方は悪いですが「俺は連れてきただけ」という感じで興味もないパパさんもいたりします。

オーディションを担当する私からすると、パパが来てくれるのは実は結構嬉しくて。
ふと、お子さんに対する思いを聞くと、普段は仕事が遅くなり遊んであげれない苦悩とか、
パパよりもママというご家庭も多く、パパも悩みあるよなと
この場が吐き出しの時間にもなれればなーなんて思い、つい話が長くなってしまうこともあるものです。

前置きが長くなりましたが、そろそろお話の本題へ。

初めてオーディションに来てくれたのが1年〜1年半前だったでしょうか。
以降、毎回のように父娘でオーディションへ参加してくれました。
参加当初は「撮影したい」との思いだったそうですが、回を重ねるごとに、目標を持つようになり
「一番前に載ってみたい(表紙になりたい)」という目標に変わったそうです。
パパは娘の思いに応え、応援し続けようと決意。
娘も習い事の合間を縫ってオーディションに向けたポージングの練習を重ねたそうです。

しかし、毎回参加するもなかなか表紙モデルには選ばれず。

これまでにも、もう選ばれないと諦めたり、心折れてしまう方はたくさんいました。
それでもパパは

「参加することに意味がある」
「参加する毎に成長を感じてる」
「今日は前回よりもよかった」といつも話をしてくれました。

確かにパパの言う通り、ポージングは自信に満ち、堂々とし、表情も柔らかくなり、
衣装へのこだわりもより高まり、
毎回お会いするたびに選ばれるための”本気度”がみて取れました。

そして迎えたあるオーディション。

いつも以上に準備を重ねたというオーディションで娘さんは最高のパフォーマンスを発揮。
その結果、ついに
父娘の悲願の表紙モデル選出が叶いました。

パパは言います。
「ビレッジのおかげで、父と娘の2人の時間を作ることができました」

仕事で忙しく、帰りが遅くなってしまうこともあるなか、パパは「父親として関われる範囲でできること」として、
ビレッジの送り迎えを買って出て、
娘の「表紙モデルになる」という夢を一緒に追い続けてくれたのでした。
衣装も、ヘアアレンジもそう。
毎回のオーディションでは娘さんの希望も聞きつつ、極力ママには頼らず、
パパ自身でやり遂げていたそうでした。

まさに「親子二人三脚」
でたどり着いた表紙モデルという頂きでした。

この達成に娘さんは
「パパがポーズの練習を手伝ってくれた。送り迎えをしてくれたおかげだよ」
と話してくれたそうです。

日頃から伝えているという「感謝の気持ち」の大切さ。
素敵な父と娘の絆に、うるっとしました。

選ばれたいという思いは、参加するみんなが思ってくれていること。
しかし、選ばれるということだけではなく、”親子で過ごす2人きりの時間を作る”
というそんな機会を提供できていたことが何よりも嬉しく思いました。

そういえば、
弊誌VILLAGEのコンセプトは「親子で作る”幸せ時間”のお手伝い」です。
ちゃんと、雑誌の想いが皆様の日常にもお役に立てたのだと誇らしく思います。

私たちが見えているのは、目の前のオーディションでの姿しかありません。
今回は、ご家庭での2人の絆を聞くことができ、
オーディションを行うことの意義を知ることができました。

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